日本の皆さんお元気ですか?
ようやく悪天候から抜け出したセントルイスでは、
久しぶりに太陽が顔を覗かせました。
気温は氷点下でも、時差ボケ解消には陽を浴びるのが一番。
そして、刺激的な出来事があるのも効果的です。
数日前のこと。
何年かぶりにアルバート(プホルス・来季からエンゼルス)と会いました。
相変わらず地に足のついた大きな子供。
彼や彼の家族の変わらない笑顔がとても嬉しくて、
どうでもいいおしゃべりがとても懐かしくて、それだけでも大いなる刺激。
さらには、
卓球勝負に燃え、
ガレージの超高級車の「エンジン音を聞かせて」とねだり、
雪かき用のバギーに二人乗りして「わーい、走って!」
アルバートを振り回すうちの息子・寛(かん)にひやひやしたおかげで、
僕の時差ぼけは強制終了です。
おい、お前の「わあわあ」に相手してしてくれているのは、
野球界の至宝やぞ。俺やって、見栄と人目さえなければ、
サインちょうだいと思わず言ってしまいそうな、
野球人の憧れなんやぞ。
と、言ってみてもなあ。
寛にとって、セントルイスは人生の大半を過ごした場所であり、
アルバートは、昔よく遊んでくれたでかいおっちゃん、に他ならないのです。
今日は12月24日、クリスマスイブ。
寛が、その「故郷」セントルイスで8歳になりました。
彼が生まれてからこれまでの間は、変化の連続で、
移動ばかりしていたから、学校や住居もころころ変わり、
友達が出来てもすぐにお別れしなければならなかった。
幼い子供には、どれだけ心と身体の負担になっていたことでしょう。
しかし、「子供が中心に回る家もある。でも、うちはパパに私たちが合わせる」と
ヨメに言い続けられてきたせいか、
「こういうもんや」と、いつの間にか、図太くたくましくなってくれました。
パパは現在無職や。来年もきっと波乱含みやぞ。
今の勢いで、しっかり腹くくってついて来いよ。
我が家の変化は、まだまだ終われへんでー!
友人たちが用意してくれたバースデーケーキならぬ バースデークッキー。 |